教会

日が短くなったと感じる今日この頃。

今日は比較的早く帰ってきた。帰り道に夕焼けを見た。今日の夕焼けは，オレンジというよりピンク。
海ぎわに，薄暗い水色と混じりあうように薄いピンク色が広がっていた。波長で言うと約7.0×10の−7乗付近（大嘘）。

中学生のころ，それほど親しくない友達が教会に通っていた。平日の夜7時から，その教会の長老が英会話を教えてくれるという。試しに1度行ってみた。
初心者英語を教えてくれたケッシンジャー長老は、
年齢30前後，目が青くてパッチリした，色白のハンサムだった。そこの教室では，生徒にはそれぞれ横文字のニックネームがつけられていた。初めていった私は，まず自己紹介をさせられて，ニックネームを持つことになった。教育大学へ行っているという妖しい大学生が，「ダイアナがいいよ」といったが，ケッシンジャー長老は「Sunny]という名前をくれた。Sunny・・・あんまり色っぽくないけど，私にはあってるかもと思い，ちょっとうれしくなった。

その後何回か足を運んだ。でもいつのまにかやめてしまった。なんでだっけ？？

英会話教室だけじゃなく，そのあまり親しくない友達の洗礼式（正確な名前わかんないや)にも参加した。友達と，赤ちゃんがその日の主役。小さなお風呂のようなものが祭壇の前に供えられ，水がはってあった。友達はその中にザブン！
鼻に入らなかったかちょっと聴きたかった。

洗礼の後，みんなで食事をした。私は自分でポテトサラダを作って持っていった。ハムが入っているけど大丈夫だったんだろうか・・・今となっては謎。

みんなでたわいのないおしゃべり，聖書の勉強なんかをして夕方帰った。

その日の夕焼けは，今日の夕焼けと似ていた気がする・・・なんてことはいわない。

もう一人，今度はかなり親しかった小学校のときの友達が教会に通っていた。彼女はエホバの証人だったみたい。猫が異常に好きだった。

彼女に年賀状を送ったが，返ってきたためしがない。エホバはお祝い事が駄目らしい。卒業式のときに君が代も歌わなかった。年賀状だが，私は懲りずに毎年送った。一度だけ，成人式頃に普通のはがきで返事がきたが，「負けだ」という気分になったのを覚えている。なぜだ。小学生ながら，ちょっとせつない気分。

その彼女とは今は音沙汰がない。
今頃どうしているのだろう。
自衛隊に入っている彼氏が，体目当てに付き合ってるんじゃないかとちょっと不穏な電話をかけてきたのがかれこれ5年以上前。

人生最後の会話だったかもしれないのに，もうちょっと景気の良い話をしてくれと思わずにはいられない。

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19時7分現在　　　23本